Swift ポケットリファレンス Chapter 1
Swift ポケットリファレンスChapter 1 iOSアプリ開発の基本を読んで。
Chapter 1にはiOSの概要や、iOSのレイヤ、アプリ開発に必要な環境、Xcodeの基本的な使い方について書かれていました。
アプリをある程度開発している人にとっては基本的なことが書かれている感じです。
確かにアプリの提出方法や、証明書、Provisioning Profilesなどについては詳しく載っていないですが、リファレンスなので最低限って感じですね。
しかし、iOSのレイヤ構造については復習になりました。
iOSのレイヤ構造は上から
- Cocoa Touch
- Media
- Core Service
- Core OS
となっていることは知っていたのですが、Core Serviceレイヤにどのようなフレームワークが割り当てられているかなどは知りませんでした。
ここでiOSのレイヤについてもう一度確認しておきたいと思います。
iOS Architectures
上のようなレイヤ構造になっておりますが、iOSアプリ開発において基本的に触る部分は上の3層のCocoa Touch、Media、Core Serviceの部分になりますね。
以下にAppleの公式ドキュメントを載せておいたのでそちらで詳しくは確認できると思いますが、Chapter 1には実際にこの本で紹介されている機能がどこのレイヤに相当するかが記載されています。
普段フレームワークを利用する際もiOSのどのレイヤなのかなどは意識していなかったのでこれが意外に勉強になりました。
- Cocoa Touchレイヤ
- UIKit・・・画面構成やタッチ
- MapKit・・・地図関連機能
- MessageUI・・・メール/メッセージの送信
- Mediaレイヤ
- AvFoundation・・・メディアの再生
- MediaPlayer・・・プレイヤーの利用
- Core Image・・・画像加工
- Core Graphics・・・グラフィック関連
- Core Serviceレイヤ
- Accounts・・・ソーシャルメディアのアカウント管理
- CoreMotion・・・端末のセンサー等
- CoreLocation・・・位置情報関連機能
- Foundation・・・データ管理
- LocalAuthentication・・・指紋承認
今までアプリでMediaやCore Serviceのレイヤを使ったことはほぼないですが、やはりこの辺の技術を使うとアプリの幅もぐっと広がりそうですね!!
Core GraphicsやCoreMotion、CoreLocationあたりは今後アプリで使ってみたい技術ですね
Apple公式ドキュメント
今回はこんなところで。
ざっと見たところChapter 2はSwiftの文法や配列操作メソッドなどが載っていました。
徐々にやっていきます!